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KiRANA Sari blog 2011年5月アーカイブ

KiRANA的音楽探訪記 ③夜のお供編

みなさん、あえてこんばんわ。
スズキです。

KiRANAはすっかり普通どおりです。
朝ごはんのパンを夕方までかけてちびちび食べ、夜に昼ごはんを食べ、深夜に夕飯を食べ、
泥のように眠り、そして朝を迎える。
素晴らしい日々です。

さて、普通通りを取り戻した僕は最近1つの出会いをしました。

その人はとても大人な雰囲気で、ムーディーで、甘く切なく、でもどこか気持ちを高ぶらせる...
出会ってから僕は毎晩その人のせいで胸が締め付けられます。

その人の名前はステファン・ポンポニャック。
フランス人です。

鳥山明のマンガに出てきそうな名前ですが、彼はパリのDJで、以前ボクが気に入った「Hôtel Costes」シリーズに参加して有名になりました。詳しくはこちらをどうぞ

で、僕が出会ったのがこちら

night&day.jpg

 

 

Night & Day /Stéphane Pompougnac

まどろむひと時にマストな一枚です!(2枚組ですがw)

 

Action for Japan①

 

P1050154.JPG2日の月曜日、サロンの定休日を利用して石巻市の雄勝町にある名振コミュニティセンターというところに行ってきました。そこは70名ほどがいらっしゃる避難所で、大半がお年寄りという場所でした。
そこは漁業の町で、行った日も男性の方たちは漁再開に向けて海の瓦礫撤去に出かけていました。

僕の高校の同級生の弟で、カットしに来てくれている知り合いと連絡を取り、シャンプー&マッサージとカットをさせてもらいにお邪魔しました。その子も漁師をしていて、最近結婚したのですが2カ月で新居が津波に流されてしまっていました。

避難所の状況はと言うと、電気はガソリンのとソーラーパネルの発電機があり、ガスはプロパンだったので瓦礫に埋もれている中から使えるものを運んできて使用していました。食糧や衣類は物資で送られてきたりしていて困っているというほどではなく、週に2回ほどは女川にある自衛隊の仮設風呂に行って入浴はできているようですが、毎回全員が行けるわけではないようでした。

事前に聞いていた足りない物資(お客様から頂いた義援金で購入させていただきました。)と、シャンプー剤やドライシャンプー(ディーラーさんから提供して頂きました。)などを寄付し、持参した発電機(スタッフの知り合いからお借りしました。)でポンプを動かしながら、移動式のシャンプー台(これもディーラーさんからお借りしました。)でシャンプーをし、マッサージやカットをさせてもらうと、みなさん「すっきりした―」「頭が軽くなったー」と喜んで下さいました。
他にも運搬用のトラックや、水を温めるための器具など、たくさんの方からご協力いただきました。スタッフも朝早い集合と乗り合っての移動での疲れを感じさせず、いつも通り、もしかしたらいつも以上の笑顔で応えていました。
本当にたくさんの方からのご支援・ご協力の下、今回のボランティアが実現した事を心から感謝し、それに応えられるくらい、ありったけの気持ちを届けて来た事をご報告します。

 

P1050165.JPG日が経つにつれ、漁をするための道具や船など入手するのが難しいものの需要が高まっているようで僕らが出来る事は少ないという無力感もありましたが、逆に僕らにしかできない事が確かにそこにはあった事も感じました。

これを一時のブームにせず、みんなが本当に安心して「普通」の暮らしが出来る日まで僕らは僕らに出来る事をしていこうと思います。


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